新型コロナウイルスについて正しく怖れる
新型コロナウイルスについて正しく怖れる
はじめに
随分とブログの更新が途絶えておりました。それもそのはず、旅をしてませんから、travelifeの更新記事が書けないのは当然のことであります。この一年は随分と忙しくしており、旅に出る間がなかったのですが、さぁ、そろそろ旅の計画を進めようかと思っているところに、新型コロナウイルスの騒ぎが発生しました。中国大陸バイクの旅完結まで、あと少しですが、ぶっちゃけ、バイクで旅するのがきついところばかりが残っておりますので、今年、来年あたりで終えることができるかどうか、そして、このコロナ騒ぎがいつ終息するのか、先行きは不透明であります。
コロナ騒ぎ
そのコロナウイルスについて、ネットでニュースなどを見ていると、どうも騒ぎ過ぎのように感じられる部分もありますので、中国語堪能の筆者(笑)が中国国内におけるコロナウイルス感染者数の推移などデータを交えて説明したいと思います。
はじめに2月15日と29日の概況です。
この2週間に中国国内で新たに感染した人数は、78962-63951=15011人となります。一方で体内から新型コロナウイルスが消え治癒した人数は36484-7095=29389人となります。
次にコロナ発生からの推移を現したチャートを見ていきます。
こちらは日ごとに中国国内で新たに感染した人の人数を現したチャートです。
こちらは治癒した患者数と死亡者の推移を現したチャートです。
次に地域ごとのデータを見ていきます。
はじめに2月15日時点の湖北省
発生源である湖北省、特に武漢については医療インフラのキャパを超える感染者が発生したため、他の地域と比べ致死率が高いです。
次に2月15日時点の湖北以外の中国国内の省、自治区と日本を含めた国外のデータです。
これらのデータを見ると、湖北以外では感染者の3割程度が既に治癒していることが伺えます。
この頃になると、中国国内のあちらこちらでヒーローが出現するようになります。笑
このヒーローたちの出現が功を制したのか、2月29日の概況や推移を現したチャートなどから見て分かる通り、少し感染が収まりの傾向を示し始めます。
では2月29日時点の地域別感染者を見ていきます。
湖北を除く中国国内の地域では、感染者に対し、7割から9割程度の患者が治癒しています。シンガポール、タイなども治癒率が高いように思います。日本の感染者数にはダイヤモンドプリンセス号搭乗者の感染者数が含まれています。
この冬はこの新型コロナ以外でも、アメリカではインフルエンザが流行しています。米国CDCが発表している感染者数は2000万人を超えています。
新型コロナ、インフルエンザともに、もともと持病がある人や抵抗力が弱い高齢者の場合はウイルスに感染したのち、肺炎などを起こし重症化し、死亡率が高くなる傾向にあるようですので、常日頃から免疫力を高めるよう運動をし、食生活に気を配る必要があります。
最後に、
日本における新型コロナに関しては、韓国同様に感染拡大していくように思われます。今回、政府が小中高の休校を要請しましたが、学業よりも子供たちの命を優先しました。勉強なんて何歳になってもできますから・・・。また、満員電車における感染拡大なども議論の対象になっておりますが、このコロナ騒ぎを好機として、始業時間を変則にしたり、機械、コンピュータ、ネット、ロボット、AI、すべての科学技術を投入し、満員電車による通勤や交通渋滞を解消したり、週休3日、4日制になるよう働き方改革を進めて行けばいい。
そして、武漢のある湖北では、今も大変な生活を強いられている方たちがたくさんいることが想像できます。新型ウイルスでお亡くなりになられた方にご冥福をお祈りするとともに、感染者で重篤化している皆様にお見舞い申し上げます。中国国内が一日も早く正常化しますように。
我们祈祷你们早日康复、中国朋友加油!!