日本旅行 3.福井県福井市 橋本左内墓所 柴田勝家墓所 芭蕉宿泊洞哉宅跡
日本旅行 3.福井県福井市 橋本左内墓所 柴田勝家墓所 芭蕉宿泊洞哉宅跡
墓石の前に桜色の絨毯が敷かれているようでした。
2018年4月9日から4月18日までの期間、お次は「東日本最前線」と銘打ち、東日本各地の桜と史跡を見学する旅をして参りました。その中から今回は、3つの史跡が集中している福井県福井市の左内町をご紹介いたします。2018年は桜の開花が早く、この地を訪れた4月10日には既に桜が散っておりました。
はじめに訪れたのが、左内公園にある橋本左内墓所です。その墓所の前には左内の銅像があります。若干26歳でこの世を去った左内でしたが、その功績は後の世に伝わっています。幕末動乱期を描いた歴史書、小説などでも、必ず松平春嶽公と橋本左内は登場します。26年間の生涯ということは、大人として活躍できる年数など、わずか10年ほどです。その10年間の仕事を後世の人たちが評価するということは、やはり際立った能力と志があった人物だったのでしょう。
大河ドラマ「せごどん」でも、左内が登場していました。
左内15歳のときに書かれた啓発録が石碑に刻まれていました。
佐内の墓所の隣には、松尾芭蕉がおくの細道の旅の道中に、2泊したという洞哉の住宅跡地もあります。
松尾芭蕉のおくの細道のルートをこうして見てみると、今回の私の東日本の旅がちょうど重なるように思えました。このルートを芭蕉は歩いて行くわけですから、相当な健脚の持ち主だったのでしょう。
今は車だから旅も楽ちん、この時代の旅というものは行脚、修行そのものです。
左内公園から5分ほどのところに西光寺というお寺があり、ここが柴田勝家の菩提寺となっています。柴田勝家とお市の方のお墓がありました。
見学をしていたころ、ちょうど地元の幼稚園児たちがお出かけをするところでした。
戦国武将の柴田勝家の墓と地元の子供たち。
毎年この時期(4月)は柴田勝家まつりがもようされているようです。