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中国旅行 32.中国バイクの旅 上思县から北海 北海のフェリーターミナル

中国旅行 32.中国バイクの旅 上思县から北海 北海のフェリーターミナル

2018年1月20日 天気:くもり 走行距離200km 時間6時間

宿泊:清逸宾馆70元

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当日の走行ルート ※到着後に振り返るため始と終が逆になっています。

この日は最低でも200キロは走らなければなりません。体力が残っていれば300キロと思い午前9時に出発。とりあえず目標を100キロ先の钦州とします。しかし、省道311号線の状態は良くありません。この日の天気は曇りでした。成都を出発以来、これまでだと曇りのときは寒く感じることが多かったのですが、この辺りだと出発当時の服装から2枚減らしても全く寒くありません。緯度的に言うと、この辺りは台湾の最南端である墾丁あたりと同じくらいになります。走行から3時間弱で钦州に到着。お腹が空いていたので昼食に牛肉米面を食べました。そして食べている間に携帯の充電をさせてもらっていました。20分程度で食べ終わり、次はさらに75キロ先の合浦县を目指します。成都を出発してから20日、ここまで、少ない日で100キロ、多い日だと300キロ、毎日走り続けています。そして、前日の筋トレが効いていて肉体的な限界を感じています。そんな中、さらに走ること2時間超で合浦县に到着。到着したときにはもうフラフラでした。とりあえず、公園を探します。ベンチで横になりました。この街で宿泊するか、さらに先を目指すか。しかし、地図上にめぼしい県級の街が出てこない。最低でもあと100キロ走らなければ次の街がありません。ここから100キロだと最低でも3時間、道の状況が悪ければさらに時間がかかってしまいます。体のことを考え、この街にするかと考えていたところ、北海なら30キロ程度なので行けると考えます。そして、街の人に北海はどんなところか聞いてみました。すると、景色が綺麗で街の規模も大きいということでした、そして、ここよりもおすすめだと現地の人に言われます。そこまで言われれば北海まで走るしかない。さらに北海から海南島までフェリーがあるという情報を得ました。これはチャンスと思い、船内で一夜を過ごす決意で埠頭へ直接行きましたが、行った埠頭が悪かった。今日の便はないという。あとあと情報を整理する中でわかったことですが、北海には埠頭が二か所あり、日ごとに埠頭が入れ替わるようになっているということでした。そして、翌日のチケットの購入を検討していたところ最低の140元のチケットは既に完売しており、180元のチケットが一番安いということでした。翌日の便であるし、すこし検討しようとホテルを探します。一件目に訪れた70元の部屋でチェックイン。

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部屋に入ると犬のぬいぐるみが出迎えてくれます。

ホテルの人に洗濯機を借り洗濯している間に、もう一度フェリーターミナルへ行き価格を確認すると180元が完売していました。次に安いチケットの価格は250元、こうなると徐闻县からフェリーに乗るほうが良いような気がしてチケットは買わずに北海の街を散策することにしました。

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北海から海口までフェリーが出ています。チケットは一番安い大部屋で140元です。

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さらにバイク料金が90元ということでした。最低でも合計230元。

埠頭があるのは南側で北側のエリアが栄えていておしゃれだったので北側へ10キロほど移動しました。景色を見ながら走行ですが、北海市内の道路は、ところどころバイクは右側を走らなければなりませんので結構面倒です。お腹が空いているのと、体力的にも限界に近かったのでホテルに戻ります。結局、市内を25キロくらい走りました。ホテル近くの食堂で餃子を食べながらビールを飲んで、しばらくして部屋に戻りシャワーも入らずに眠りました。

※ 必ずお読みください。

中国を個人で旅する場合、外国人が宿泊できないホテル、旅館があります。そして中国人であろうと外国人であろうと宿泊する場合には毎回登記をしなければなりません。私も毎回チェックインのときにパスポート番号などの個人情報をを告げるようにしております。このブログでは可能な限り旅先での宿泊したホテル名を記載しようと考えております。ただ、ご理解しておいて頂きたいことは、必ずしも同じように宿泊できるということではないということです。私の場合は、現在、居留許可を得ており、ある程度、中国語を学習した身ですので中国語での会話が可能です。また日本と違い、こちらでは、その都度対応が変わる可能性もあります。そして、中国には外国人が立ち入りできない地域があります。どこの地域が該当するのかは一般的に公開されておりませんので、私にもわかりません。知らずに立ち入りしていることも可能性としてはありますが、そういった場面に遭遇した場合でも、中国政府のポリシーとして一般的に公開されていないものを個人のブログで公開することはできません。中国には、たくさんの美しい景色があり、たくさんの民族が住んで居て、たくさんの文化と歴史があります。それらを日本語で紹介するのがこのブログの趣旨であります。