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ロードバイクを小さくして飛行機の預け荷物として運ぶ

ここ数年、日本をはじめ世界的にロードバイクに乗る人たちが増加していますが、できることなら「一緒に旅に連れていきたい」という気持ちになります。確かに旅先で自転車があるのとないのとでは機動力が全然変わってきます。しかし、飛行機に乗せて運ぶ場合、サイズ的にそのままでは持ち出すことができません。そこで、今回はGiant FCR1 を使って、輪行できるサイズまで小さくしていきます。フレームサイズは465になります。

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各航空会社ごとに預け荷物のサイズは規定されており、はじめに自分が利用する航空会社の規定を調べます。そのうえでコストのかからないように3辺のサイズを小さくしていきます。ロードバイクであれば重量のほうは問題ないかと思います。3辺の合計の和が200cm程度の規定であれば楽に条件をクリアすることができますが、3辺の合計の和が160cm以下のところは、このサイズ内に収めようとすると、かなり厳しいです。そこで大切なことは実際に測ったときの実寸よりもイメージとして小さく見せる工夫をすることです。写真を使って手順を説明していきます。

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必要な工具はこれだけ。

 

1 前輪と後輪を外す。クイックリリースなので簡単です。注意する点は、前後両方のギアを外側にしてから外します。外したあとに空気を抜いておきます。 

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2 フロントフォークを外す。前後ディレイラーのワイヤーを緩めます。次にフロントフォークと前ブレーキーを固定しているボルトを外します。フロントフォークを外す際にスペーサーなども一緒に外れますので、外したあとのフロントフォークに順番どおりにはめ込んで固定しておきます。

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3 シートポストを外す。シートポストを固定しているボルトを緩め、シートポストを外します。

4 ペダルを外す。ペダルを固定しているボルトを緩め、ペダルを外します。

5 フレームの養生をする。取り外したパーツをフレームに固定する。ハンドル、ステムをフレームに固定します。前ブレーキも適当なところに固定します。

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6 前後タイヤとホイールを固定する。両サイドからホイール、タイヤを固定します。このときにスプロケット周辺の養生をしっかりし、紐で動かないように固定します。緩みや養生が不十分ですと運搬時にフレームと擦れて傷がつきます。 

7 前ギア、後ディレイラーを保護するように段ボールなどで覆う。

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8 養生をしたフロントフォークとシートポストを適当なスペースに入れ、動かないように紐で固定します。 

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9 最後は袋に入れます。養生と固定をしっかりしておくことが大切です。

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