travelife

日本旅行 1.山口県鋳銭司 大村益次郎生誕地 大村益次郎の墓所 大村神社

日本旅行 1.山口県鋳銭司 大村益次郎生誕地 大村益次郎墓所 大村神社

f:id:travelife:20180406130814j:plain

今年は明治維新150年!!

2018年3月29日から4月5日までの期間、「西日本桜最前線」と銘打ち、西日本各地の桜と史跡を見学する旅をして参りました。その中から明治維新の功労者の一人、大村益次郎のゆかりの地、山口県鋳銭司にある益次郎の生誕地、益次郎の墓所、益次郎を祀る大村神社をご紹介します。

f:id:travelife:20180406130920j:plain

小説花神司馬遼太郎も何度もここへ来たことでしょう。

個人的には司馬遼太郎が好きで、司馬遼太郎の作品である花神大村益次郎のことを知りました。司馬遼太郎の彼の描写のしかたに、すっかりと益次郎ファンのひとりになっておりました。今回の旅の大きな目的は、第一に桜でしたので、史跡めぐりのほうは全く計画しておらず、たまたま山口県内の2号線を走っているときに大村益次郎の出身地である鋳銭司に出くわしたということになります。益次郎のことをふと考えていると、綺麗な池(長沢池)の景色が目に入りました。そこに車を停めてその風景の写真を撮っていると、そこが益次郎の出身地である鋳銭司でした。大村益次郎墓所という案内に従い、はじめに益次郎の墓所をお参りすることにしました。益次郎の墓所はひっそりとした小高い場所にありました。その墓石の様子は、とても150年前に建立されたとは思えないほど保存状態が良いものです。そして、その墓の後ろ側には益次郎の死から9年後(明治11年)に建立された石碑があり、その石碑の建立にかかわった人たちの名前が刻まれています。

f:id:travelife:20180406131402j:plain

この石碑の裏には、幕末から明治にかけて活躍したそうそうたる人たちの名前が刻まれている!!

次に大村神社を参拝し、その隣にある郷土資料館を見学させてもらいました。郷土資料館は二つの展示室があり、一つの展示室には、かつて鋳銭司で銭貨を作っていたということもあり、これまで日本で流通していた貨幣がひととおり展示されています。もう一つの展示室には大村益次郎についてたくさんの資料が収められています。どちらの展示室も資料を見学しているときに説明が流れるようになっていますので、歴史の知らない人にでもわかるようになっています。100円で見学することができます。

f:id:travelife:20180406131110j:plain

資料館入って左側は貨幣の展示室です。

f:id:travelife:20180406131159j:plain

展示室右側が大村益次郎のコーナー。

f:id:travelife:20180406131241j:plain

益次郎の修行時代。適塾では畳1枚で生活しなければならない。

最後に益次郎の生誕地に向かいました。立派な石碑のわきには桜が咲いていました。実際にこの鋳銭司に来てみて、この自然環境の中に身を置くと、何となく益次郎の人となりがわかるような気がしました。そして、今年は明治維新から150年の節目の年となります、他にもたくさんの史跡がある山口県鋳銭司の旅、おすすめです。

f:id:travelife:20180406131029j:plain

山口県鋳銭司は良いところです。ありがとう、益次郎!!