travelife

中国旅行 29.中国バイクの旅 富宁县から靖西 雲南省から広西省へ

中国旅行 29.中国バイクの旅 富宁县から靖西 雲南省から広西省へ

2018年1月17日 天気:晴れ・くもり 走行距離132km 時間5時間

宿泊:城市枫尚连锁酒店88元

f:id:travelife:20180123065028p:plain

当日の走行ルート ※到着後に振り返るため始と終が逆になっています。

部屋が道路側でチェックイン後に2階から4階に変更してもらっていたのですが、夜中も車の騒音で何度か目が覚めていたように思います。10元を追加して80元の部屋だともう少し良い睡眠ができていたかもしれません。早朝は空が曇っていたのですが、晴れ間が見えるようになってきた朝10時半にチェックアウト。

f:id:travelife:20180123061637j:plain

雲南省から広西省へと入ります。

東南に位置する靖西に向かいます。道の状態は決して良くありません。実際に滑りはしていませんが油断すれば簡単に滑りそうな路面の状態だと思います。この時期は大型車が水を吐きながら走行している水分が全く乾くことがないので常に濡れている状態が続きます。ですから、洗車してもすぐに汚れるし、洗濯してもすぐに汚れます。これは中国大陸をバイクで移動する者たちの宿命です。午後1時頃に那坡县で米粉を食べます。

f:id:travelife:20180123061341j:plain

四川を出てから面の味や見た目が随分と変わってきました。

f:id:travelife:20180123061354j:plain

壮族の人たちが経営する食堂

この辺りから道路状態が少し良くなってきます。出発当初は晴れていた空も曇ってきました。曇り空なので景色がいまいちです。ベトナムとの国境線から数十キロの辺りを走っているのでベトナムで見た景色とほぼ同じです。看板や表示はもちろん中国語ですが、見かける人もベトナム人っぽくなります、もちろん現地の方言もアクセントや発音がベトナム語にかなり近い。広西省は多くの壮族の方が住む地域です。ベトナム人が国境を越えて出稼ぎに来ているという話を聞きました。彼らは中国語は話せませんが、現地の方言で交流ができるとのことです。きっと中国、ベトナムという国家が建国される前は同一言語、文化を共有する地域だったのでしょう。

f:id:travelife:20180123061800j:plain

辺りに小高い山をたくさん見ることができるようになってきました。広西省を含めたこの辺り特有の景色です。

夕方5時前に靖西に到着。ホテルを探します。はじめ旅館に行き価格を尋ねると50元ということでしたが、ちょうど、その時に老板がいなくて部屋を見ることができませんでした。時間ももったいないし、疲れていたので別のホテルを探します。3件目で88元で朝食付きのホテルが見つかりました。バイクは中に停めれるので心配がありません。

f:id:travelife:20180123064802j:plain

窓がない部屋でしたが、外の騒音が気にならなくていいかも・・・。

チェックイン後、風呂に入り、街の散策です。商店でビールを買い、レストランで餃子(10元)を食べ、ホテルにバイクを停めて、ビールが飲めるような食堂を探しました。その食堂ではもともと焼き飯はメニューになかったのですが、わざわざ作ってくれました。メニューにないので素人が作る焼き飯です。いわゆる家で食べる「おかんの焼き飯」です。それを食べながら食堂にいる人たちと会話をして、1時間ほどしてホテルへ戻りました。ホテルへ戻り、前日に買っていたワインの残りを飲んで、飲み終わったころに横になったら眠っていました。この頃は横になるとすぐに眠りに入ってしまいます・・・。

※ 必ずお読みください。

中国を個人で旅する場合、外国人が宿泊できないホテル、旅館があります。そして中国人であろうと外国人であろうと宿泊する場合には毎回登記をしなければなりません。私も毎回チェックインのときにパスポート番号などの個人情報をを告げるようにしております。このブログでは可能な限り旅先での宿泊したホテル名を記載しようと考えております。ただ、ご理解しておいて頂きたいことは、必ずしも同じように宿泊できるということではないということです。私の場合は、現在、居留許可を得ており、ある程度、中国語を学習した身ですので中国語での会話が可能です。また日本と違い、こちらでは、その都度対応が変わる可能性もあります。そして、中国には外国人が立ち入りできない地域があります。どこの地域が該当するのかは一般的に公開されておりませんので、私にもわかりません。知らずに立ち入りしていることも可能性としてはありますが、そういった場面に遭遇した場合でも、中国政府のポリシーとして一般的に公開されていないものを個人のブログで公開することはできません。中国には、たくさんの美しい景色があり、たくさんの民族が住んで居て、たくさんの文化と歴史があります。それらを日本語で紹介するのがこのブログの趣旨であります。