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中国旅行 12.中国バイクの旅 中国大陸をバイクで駆ける

中国旅行 12.中国バイクの旅 中国大陸をバイクで駆ける

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日本人が中国でバイク旅行するのは少しハードルが高いです。ネットで検索してもあまりヒットしません。その一番の理由としては、日本の運転免許、国際免許では運転ができないということだと思います。中国で車やバイクを運転する場合は現地の免許取得が必要になります。免許の取得方法については、以前に記事にしていますので、そちらをご覧ください。

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中国での旅行は高鉄、鉄道、バスなど、十分に公共交通が発達しているため、どこへでも行くことができます。そして何より料金が安いです。また、乗車している時間は休憩できるため目的の観光地まで体力を温存することができます。一方、自分で運転した場合は、日本とは運転事情が異なる部分もあるので疲れます。それとガソリンの値段は日本とそれほど変わりませんので、移動費が高くなることもあります。

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では、なぜ自分で運転しながら旅をするのか。

自分で目的地を決め、自分のペースで、旅をすることができる。ツアー旅行では行けないようなところへ行くことができる。観光客慣れしていない現地の人と接することができる。だから、高速道路(バイクは高速道路を走ることができませんが)も利用しない。例えば、鉄道だと駅からホテルまでの移動などに時間や費用がかかるが、自分で運転する場合は、直接ホテルへ行くことできる。ホテルから買い物や観光場所へも直接行ける。街の散策もできる。こういうことを考えると小回りの利くバイクは非常に優れている。そして、車よりも燃費が良い。

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ということで、中国大陸で1万キロ走ってみました。日本にいる頃と1万キロ走った今とでは、中国の風景、景色のイメージが180度(少しオーバー?)変わりました。「これほど美しい風景があるものなのか」と思うような感動が何度もありました。とにかくスケールが大きい。若い頃に日本の北海道、九州、沖縄もバイクで走りました。もちろん、その土地の良さがそれぞれにありましたが、今にして思えば、日本の場合は何となくこぢんまりまとまっている。中国の場合はスケールが大きい、「雄大な」、「壮大な」という感じです。スマホのカメラでは、とても表現できません。ほとんど物欲がないのですが、唯一、肉眼で見た景色を表現できるようなカメラが欲しいと思うようになりました。一度、ああいう景色を見てしまうと、また、ああいう景色を見たいと思うようになります。バイクの旅、おすすめです。

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