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中国旅行 6.三国志の旅 広漢市 雒城・金雁橋・張任墓

中国旅行 6.三国志の旅 広漢市 雒城・金雁橋・張任

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広漢市へは成都から1時間ほどで行くことができます。

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今回、訪れたのは地図上の三か所です。

成都から北へ約50キロにある広漢市に行ってみました。成都は比較的大きな都市ですので、成都を中心に半径50キロ圏内の道路は比較的整備もされており走り易い印象を受けます。子供のころから三国志は漫画や人形劇で親しんでおり、武将の名前や、その武将にまつわるエピソードは知っていましたが、地理的なものはよくわかっていませんでした。今回は、三国志(演技を含めた)のエピソードを実際の現場でイメージするという何とも贅沢な旅です。

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雒城、建物自体は新しいように思います。

広漢市は、劉備の入蜀時、劉璋配下の張任と戦った雒城があります。張任劉璋配下が次々と劉備に寝返る中、最後まで戦い抜いた武将です。劉備張任の忠義に心を打たれます。張任は捕らえられたのち、劉備から再三スカウトされますが、最後まで拒み続け死を選択します。その死後、劉備により、この雒城付近に丁重に葬られたようです。 

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張任の周りにいるのは、劉備孔明張飛??

現在の雒城は歴史的な建築物ではありませんが、地理的には大よそ正確なんだろうと思います。中は公園になっており無料で開放されております。公園内に捕らえた時の張任像をみることができます。

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当時はこんな立派な橋ではなかったでしょうが、何となくイメージができますね。

孔明を討つために城から出た張任が渡った金雁橋があります。しかし、これは孔明の策略でした。この橋を渡ったところで、趙雲によりこの橋を破壊されてしまい、城に戻ることができなくなり、最後は張任が来るのを待ち伏せしていた張飛により捕らえられてしまいます。

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いつ頃から張任路と呼ばれるようになったのでしょうかね??

雒城から河を渡ったところに張任路という通りがあります。この近くに現地の人にもあまり知られていない張任墓があります。管理人に話を聞いたところ、ほとんど見学に来る人はいないようです。

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張任墓は綺麗に整理された公園の中にあります。