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中国生活 7.中国銀行での日本円から中国元への両替手数料を計算してみた

中国生活 7.中国銀行での日本円から中国元への両替手数料を計算してみた

 

昨日、中国銀行に現金の日本円を持ち込み中国元へ両替してみましたので、その手順と両替手数料についてレポートします。例えば中国銀行であれば、中国全土にある支店のレートについては同値に設定されていると聞いています。日本の銀行の場合、当日のレートは午前10時の時点で決まりますが、中国の場合もある時点のレートが採用され、よほどの変動がない限り、当日のレートは据え置かれるのではないかと思います。この辺り、中国の行員に聞いても正確なことを把握している行員は少なく、直ちに回答を得ることは難しいです。

両替時に必要なものは、1.両替する日本円、2.パスポート、3.銀行のロビーにある両替のための書類になります。銀行の窓口に行く前に、ロビーにある用紙に1.名前、2.パスポート番号、3.両替する金額を記載します。記載が終われば番号票をもらい順番を待ちます。そして、特に記載内容に問題がなければ窓口で中国元を受け取ります。既に銀行口座がある場合は、違う手順(記載する用紙も異なる)になりますが、ここでは省略します。

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写真1 両替当時のレート

さて、ここで気になる両替手数料について記載します。午後4時頃に日本円30,000円を持ち込み中国元1775.1元と両替しました。当日はあまり為替の変動がありませんでしたので、設定された時刻におけるレートと写真1の参考レート(午後4時頃の中値)との差は、あまり気にしなくても良いかと思います。

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写真2 ⇧のところが設定時、⇩のところが両替時

適用レートは、

30000円÷1775.1元=16.90ということになります。

写真1から当日の中値は、

(16.34-16.31)÷2=16.325ということになります。

日本円から中国元の適用レートが16.90ですので、

16.90-16.325=0.575が片道の手数料になります。

その値を中値で割ると、

0.575÷16.325=0.03522(百分率で3.52%)ということになりました。

今回の両替を通して興味深いことを発見しました。人民元から日本円への両替レートが16.26に設定されています。16.325の中値に対し16.26ということは、手数料が0.4%になります。往復で約4%のスプレッドに対し、3.5% 対 0.4%(9対1)に設定されていることになります。実に興味深い。

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まとめ 
日本円から中国元への両替手数料は3.5%程度
中国元から日本円への両替手数料は0.4%程度