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日本旅行 2.山口県萩市 松下村塾 吉田松陰の墓所 萩城跡

日本旅行 2.山口県萩市 松下村塾 吉田松陰墓所 萩城跡

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松下村塾の講義室の様子。2015年、世界遺産に指定されています。

2018年3月29日から4月5日までの期間、「西日本桜最前線」と銘打ち、西日本各地の桜と史跡を見学する旅をして参りました。その中から、今回は山口県萩市にある吉田松陰ゆかりの地をご紹介します。下関市から長門を経由して萩市まで向かうなか、長門までの県道34号線沿いはのどかな景色が続きます。f:id:travelife:20180407070657j:plain

県道34号線沿いの桜並木の様子です。

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山口県は小高い山がたくさんあり、綺麗な田園風景を見ることができます。

長門から萩までは山陰バイパス(一般国道)があります。この山陰バイパスが高い位置を走っているため、この区間にある明石(あけいし)のあたりから見える日本海の様子がとても綺麗でした。

萩市に到着後、はじめに吉田松陰墓所に向かいました。墓所から少し下ったところに無料駐車場があります。この墓所には吉田松陰のほか、高杉晋作久坂玄瑞の墓石があります。この3人はいずれも明治維新をみることなく亡くなっています。墓所の隣には吉田松陰の生誕地、屋敷跡がありました。小高い場所にあるため、ここから萩市を見渡すことができました。

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墓所にある吉田松陰の像です。

墓所の次に訪れたのが松陰神社です。松陰神社世界遺産に指定されています。神社前には無料の駐車場が用意されていて、見学、参拝も無料で行うことができます。この敷地内に松下村塾が当時と変わらないかたちで保存されています。ここで伊藤博文山縣有朋など明治の元勲が松陰から学んでいました。

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松下村塾の様子です。今もこの場所に現存しています。

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ここから何人もの明治の元勲が輩出されました。

こういったとても貴重な文化遺産が大切に保存されていて、しかも観光客に無料で開放されていることに本当に頭が下がる思いがしました。次に萩城跡に向かいました。松陰神社から萩城跡の道中、萩城下町の一部と萩明倫学舎を見ることができました。城跡には石垣が残っており、数日前に満開だった桜が散り始めている頃でした。この萩城跡の桜吹雪のその様子をばっちり録画保存することができました。

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三方を海で囲んだ萩城、その石垣が今も残っています。

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見事な桜がたくさんありました。

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萩城を築城した毛利輝元公の像

今回の旅の一番の目的は各地の桜を見ることでしたので、次の土地へ移動しなければなりませんでした。萩市に初めて訪れた感想としては、萩市文化遺産を全て見ようと思えば、とても一日では無理だということです。近代日本の礎の地、萩に、また勉強に参りたいと思います。