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中国旅行 47.三国志の旅 劉備と張飛の出身地 涿州 三義宮 大树楼桑村 張飛廟

中国旅行 47.三国志の旅 劉備張飛の出身地 涿州 三義宮 大树楼桑村 張飛廟 

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今回は三国志の英雄、蜀の劉備張飛の出身地である涿州に行きました。涿州は北京の南(南南西)約60kmのところにあり、北京から日帰りで訪れることができます。私の場合は、隣の涞水县からバイクで訪れました。国道107号線を走っていると観光案内がたくさんありますので見落とすことはありません。そして国道沿いの劉備関羽張飛の三人の銅像が観光客を迎えてくれます。

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国道107号線から見えるところに銅像はあります。

涿州には劉備関羽張飛が桃園の誓いを行った三義宮、劉備が生まれたとされる大树楼桑村(現在)にある石碑、そして、張飛廟があります。三義宮を中心に西に張飛廟、東に大树楼桑村があり、その距離も数kmですので、移動時間はそれほどかかりません。ちなみに私が大树楼桑村から張飛廟まで移動したときは距離にして8.7km、20分で移動することができました。銅像を見た後、はじめに三義宮に行きました。

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建物の前には駐車場があり、この日もたくさんの人たちが見学に来ていました。

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一見すると古い建物のように見えるのですが・・・建物自体はそれほどでもない。

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黄金の劉備像、カッコイイ!!

その当時からの遺品、遺産などはなく、建築物を含めいずれも新しいものでしたが、このあたりで、あの三人(劉備関羽張飛)が義兄弟の契りを交わしたと考えると、やはり感慨深いものがありました。

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良いですね~!!

そして、次に訪れたのは大树楼桑村です。こちらは石碑があるだけで観光客もいませんでした。しかし、三国志ファンにとっては、あの劉備がこのあたりで生まれたのだと想いを馳せるだけで十分なわけです。

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石碑だけだと思っていたら、なんと通りの名が玄徳路でした。これにはびっくり!!

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事前に調べていないほうが発見したときの喜びは大きい!!

成都の北、広漢市にある張任路に続いて2件目の発見でした。そして、そこから張飛廟まで移動しました。今回は時間の関係で次に訪れたときに見学させてもらうことにしました。張飛廟自体は1990年代に建てられたということで三義宮同様に新しいものですが、こちらにはその当時に利用されていたという井戸を見学することができるようです。

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その当時のものが展示されているとのことです。見学料は20元です。

そのことを教えてくれたのはチケットを販売していた女性なのですが、なんと、その女性は張飛にゆかりのある男性のもとへ嫁いだということを仰っていました。今もこの張飛廟の近くには張飛にゆかりのある張を名乗る人たちが住んでいるのだと、す、すごいぞ、涿州!!