中国旅行 ４５．中国大陸をバイクで旅をしたときの１ヵ月の旅行費用を計算してみた

中国旅行　４５．中国大陸をバイクで旅をしたときの１ヵ月の旅行費用を計算してみた

これまで、どのような旅をしてきたのか、それは過去の記事を参照していただければよくわかると思いますが、それは日本人の感覚からすると、どちらかというと旅行というよりも修行と呼ばれるようなものに近いのではないかと思っています。ですから、そっくり、そのまま、このデータを旅行費用として見積もるわけにはいかないでしょうが、ある程度参考にはして頂けるかと思います。

１ヵ月間の移動距離、移動時間、宿泊費用、ガソリン費用を表にまとめてみました。

では、旅行に欠かせない宿泊費用です。

１日の平均宿泊費用が７５元となりました。とても清潔で快適な部屋ばかりでした。

１月１日に成都を出発してから１月３１日にマカオに行くまでの３０日間で支払った宿泊費用の総合計金額は２２７６元でした。今現在のレート（１元＝約１７円）で換算すると３８６９２円となり、１日の平均金額は１２９０円ということになります。いづれの部屋も一人部屋で部屋内にトイレとシャワーが設置されています。

次に、旅行に欠かせない移動費用です。

毎回レシートをもらうようにしています。そして、毎回燃費を計算しています。はじめて燃費が５０ｋｍ/Lを超えたときのレシートです。

１月１日に成都を出発してから１月３１日にマカオに行くまで３０日間で支払ったガソリン費用の総合計金額は９２０元でした。今現在のレート（１元＝約１７円）で換算すると１５６４０円となります。この間５３００ｋｍを移動していますので、１ｋｍあたりのガソリン金額は２．９５円ということになります。ガソリン価格は日本より、少しだけ中国のほうが安く買うことができますが、さほど日本と変わりません。

このほかに船を利用して海南島に渡っておりますので、その時の乗船料金が片道６４元です。往復の乗船料金を日本円に換算すると２１７６円ということになります。

さらに、食費と観光地で参観するためのチケット代などが必要になります。

食費は１食１０元でおつりがくるかも・・・

食費に関しては旅行中であれ、日常の生活であれ、必ず必要になるものですが、概ね一食１０元もあれば胃袋を満たすことができます。観光するためのチケット代金は日本と同レベルかそれよりも高いと感じることが多々あります。例えば、以前のエントリーで紹介した世界遺産の楽山大仏のチケットは９０元（約１５３０円）で販売されています。今回の旅は、観光施設に行くよりも自然の景色を見ることを優先しているためチケットを購入するための費用は発生していません。また、私の場合、日常であれ、旅行中であれ、一人で食事をするときに高価なものを食べることがありません。毎朝食パン、昼と夜は面か炒飯、旅の記録を見て頂ければわかると思いますが、ほとんど変わりありません。笑　現地の人がいる食堂で、その様子を見ながら同じものを食べることが、私は好きなのだと思います。

前回の旅では三国志に関係する観光施設を数多く利用しました。今回はもっぱら自然の景色を楽しんでいます。なかには無料で開放されている観光施設などもありますよ。

まとめ　

１ヵ月の宿泊費用　３８６９２円

１ヵ月の移動費用　１７８１６円　

１ヵ月の食費　　　現地の人とほぼ同じ　１食１７０円以下

１ヵ月の参観費用　今回は０円

今回の旅行では、多くの中国人の皆さんに協力してもらったり、助けてもらったりしながら、旅を続けることができました。きっと、現地に住む中国人の皆さんも日本から観光客が来るのを望んでいることでしょう。私のような無作法な中年男性が中国旅行するよりも、礼儀正しい日本の若者に中国旅行をしてもらいたいなと心から思います。日本の若者よ、旅に出よ！！